【種子屋久の旅】1日目:初めての屋久島で後悔したことは「なんでもっと早く来なかったのか」ということ
船の揺れに怯えて種子島→屋久島から指宿→屋久島→種子島に変更した今回の旅。
まだまだ海は荒れていましたが、屋久島へ向かうことにしました。
屋久島1日目の概要はこちら。宮之浦〜安房周辺をドライブしてきました。
- ぷかり堂のよもぎ黒糖が美味しい
- 屋久どんで身も心も温まる
- 屋久島自然館で運命の出会いをする
- 鱗屋でフードファイト
人生初の屋久島です。第一印象はいかに。
屋久島に向けて出発
この日も高速船は条件付き運航でしたが、明日はエコツアーがあるので移動が必須です。
ややビビりながらも腹を括り、出発することにしました。
オーナーに挨拶すると「港まで車で送るよー」とのことでした。相変わらず優しい。
民宿指宿から港までは徒歩20分の距離です。お言葉に甘えて送っていただきました。
波は3mほどあったみたいですが、酔い止めなしでもなんとか行けました。
人生初の屋久島に到着です。そして早速、雨の島の洗礼を浴びます。
レンタカーで半日ドライブ
前日の夜、雨が降ることを知ったので、急遽レンタカーを手配しました。
もともとバスで移動する予定でしたが、この雨を見ると変更して正解だと思いました。
今回利用したのは、宮之浦港にあるディスティーノレンタカーです。
ネットでは満車になっていましたが、電話を掛けてみると1台だけ空きがあるとのこと。
※システムの仕組み上、所定の時間を過ぎると満車になってしまうのかもしれません。
レンタカー難民になった方は最終手段として電話をしてみましょう。
直前予約のため乗り捨て不可という条件付きでしたが、背に腹は変えられずお願いしました。
車種はフィットのハイブリッドです。スイスイ走って快適でした。
また、店内はカフェを併設していておしゃれです。店員さんも若くて話しやすいです。
屋久島でレンタカーを借りたいときは選択肢の一つとしてありだと思いました。
ぷかり堂でよもぎ黒糖をゲット
レンタカーの店員さんがおすすめしていた「ぷかり堂」に行きました。
地元でしか手に入らないお土産を多く取り扱っているとのこと。
地元で獲れるヤクシカやトビウオを使った食品や屋久杉の工芸品などがありました。
爆発しそうな物欲をグッと堪えて厳選した1品は「よもぎ黒糖」です。
お土産というより、明日のトレッキング中に食べるおやつ(行動食)として購入しました。
シャリバテになった反省を生かして、行動食は念入りに準備します。
結果、シャリバテ予防にもなりましたし、味も美味しくて大正解でした。
帰ってきてからもデスクワーク中の休憩時間に食べています。
ぷかり堂以外のお店でも見かけたので、お土産選びの際はぜひ探してみてください。
おすすめです。
屋久どんで身も心も温まる
お腹が空いてきたのでランチをすることにしました。
刺身ばかり食べていたので、間に温かい食べ物を挟みたくなり、うどんをチョイスしました。
頼んだのはうどんとチキン南蛮(ミニ)のセットです。
おかげさまで体が温まりました。さば節でとった出汁は優しい味でした。
麺は福岡に似てモチモチとした柔らかい食感でした。
中に入っていたさつま揚げも美味しかったです。たぶんトビウオのすり身だと思います。
島に来るとどうしても刺身縛りになりがちですが、うどんという選択肢があるのは有り難いです。
会計を済ませて店を出ようとすると、何かを手に持った店長から「食べます?」の一言。
お口直し系のお菓子かなと思い「はい、食べます」と答えて手に取ったのはこちら。
そんなバナナ。
失礼しました、屋久島バナナです。
屋久島ではこの小ぶりなバナナが自生しているようです。
それにしても急に出てきたのでどこに隠し持っていたのか気になり、周囲を見渡すと・・
あった。
レジの横に堂々とぶら下がっていました。
当たり前のようにぶら下がっていたので全く気づきませんでした。
味は普通にバナナです。市販のバナナと違う店は種のプチプチ感があるところくらい。
ちなみにお店のバナナは駐車場に生えている木から収穫したとのこと。
自然が溢れすぎている。
でもこういうサプライズは嫌いじゃない。
おかげで心も温まりました。店長さん、ありがとうございました。
屋久島自然館で運命の出会い
屋久島のことを効率よく学ぶために、屋久島自然館にも行きました。
入場料は600円かかりますが、なかなか見応えのある面白い施設でした。
何気なくきた屋久島自然館ですが、ここで運命の出会いが訪れます。
1階にあるフォトコンテストコーナーで、こんな写真を見つけました。
素敵すぎる。
山・川・海のすべてが詰まったこの景色に一目惚れしました。
場所はトローキの滝です。屋久島自然館から車で約15分です。
この後宮之浦にレンタカーを返却しますが、寄り道してもギリギリ間に合いそうな距離感です。
ということで来ちゃいました。
現物も素敵でした。今まで見た景色の中でトップクラスに美しい。
屋久島に行く場合はぜひ立ち寄ってみてください。この感動をシェアしたいです。
なお、展望台までの行き方はこちらの記事がわかりやすかったです。
鱗屋でフードファイト!
ドライブを満喫した後は宮之浦でレンタカーを返却して、バスで安房まで移動してきました。
トレッキングツアーの参加は、安房の方がアクセスが良いためです。
宿は鱗屋にしました。予約は宿のホームページかじゃらん からできます。
- ツアーに参加しやすい安房にある
- 某釣りYoutuber御用達のため知っていた
- 夕食プランの料理が豪華で美味しそう
16時にチェックインを済ませて、18時30分から夕食の時間となりました。
想像をはるかに超える品数です。
9つも小鉢がある定食は初めてみたかもしれません。
食べ進めていくと気づくのですが、刺身もかなりボリューミーです。
見た目でなんとなく伝わると思いますが、味はマジで美味しいです。
全部美味しいです。
明日のトレッキングに向けてエネルギーをチャージするためにどんどん食べ進めていきました。
次第に満たされていく胃袋。俺の胃袋は普通だ。
終盤は無心で白飯をかき込みます。ようやく完食が見えてきました。
そして、気づくのです。
こいつの存在忘れてたああああああ!
あまりにも美しく盛り付けされているのでオブジェと化していました。
改めて手前に持ってくると圧倒的存在感。
悲しそうにこっちを見ている。
▶︎たたかう
にげる
最後の力を振り絞って、ラスボスと対峙します。
完食後にいただいた温かいお茶が染み渡ります。
時刻は19時40分。完食するまでに1時間以上もかかってしまいました。
過去最高クラスのフードファイトでした。
おかげさまで胃もたれで夜は眠れず、翌朝はご飯が食べられず。
ややコンディション不良の中、屋久島トレッキングへと向かうことになりました。
でも、味は本当に美味しかった。
まとめ
初日から屋久島を堪能できました。
私の好きな島ランキングで不動の一位だった伊豆大島を抜きそうな勢いです。
- 屋久島は景色が良いのでドライブだけでも楽しい
- 刺身が続いたら屋久どんで身も心も温める
- トローキの滝は手軽に行けて良い景色
- 鱗屋の夕食は美味しい(食べ過ぎ注意)
今回の旅は移住先を探すことも兼ねているのですが、屋久島の可能性が圧倒的に上がりました。
「だって虹も見えてる!きっとこれは運命!」とお花畑みたいな感想も抱いていました。
明日は屋久島メインイベントのトレッキングツアーです。