【種子屋久の旅】5日目:一棟貸しの宿カモメで地元の暮らしを体験するように過ごしてみました
最終日はレンタカーも借りずに、出掛ける予定も入れませんでした。
- 岩坪鮮魚精肉店で新鮮なトビウオをゲット
- 池浪刃物製作所で本種子包丁をゲット
- 羽釜で白米を炊いてみる
宿のある西之表港周辺で買い物をして、地元の暮らしを体験するように過ごしてみました。
岩坪鮮魚精肉店でトビウオをゲット
ここ最近荒れていた海も落ち着いてきました。
そろそろ漁が始まって、新鮮な魚がお店に並んでいるはずです。
種子島で水揚げされた魚を食べるために、魚が買えそうなお店を回ります。
- だいわ西之表店
- サンシード
- おさかなセンター
- 岩坪鮮魚精肉店
この中で鮮度・価格ともに一番良かった岩坪鮮魚精肉店でトビウオを購入しました。
捌き始めてすぐに「あ、これ新鮮なやつやん」って分かりました。
魚を買うなら岩坪鮮魚精肉店がおすすめです。(サンシードもありかも)
池浪刃物製作所で包丁をゲット
種子島には伝統工芸品の本種子包丁があります。
最近は自炊をする機会が多いので、長く使える包丁として購入したいと思っていました。
宿から歩いて15分ほどの距離にある池浪刃物製作所に到着です。
一番人気の万能包丁(中)を購入しました。
価格が2種類あるのは柄の木材の違いによるものです。
高い方が桜を使っていて、硬くて丈夫だそうです。色味も好きなので桜を購入しました。
また、家に他メーカーの出刃包丁があるのですが、すぐに錆びてしまいました。
メンテナンス方法についても伺ってきました。
- 使用後はできるだけ早く食器用洗剤で洗う
- 熱湯をかけてさらに汚れを落とす
- 食用油を塗る(サラダ油でも可)
- 長期保管する際は新聞紙に包む
- サビが出てきたらサビトールで磨く
これから大切に使って自分用に育てていきたいと思います。こういう買い物って良いですよね。
羽釜でご飯を炊いてみる
買い物が終わったら、あとは宿でのんびり過ごすだけです。
カモメには色んな調理器具が揃っているので、自炊が楽しめます。
それにしてもまさか羽釜まであるとは思いませんでした。
いつか使ってみたいと思っていたので、夜はこちらで白米を炊くことにしました。
その前にまずは昼食作りからです。
昨日、トンミー市場で買ったピーマンをトッピングしたスパイスカレーです。
スパイスも宿に置いてあったものを使っています。
これだけの種類が冷蔵庫に準備されていました。すごい。
時間だけはたっぷりあったので、これでもかというくらい玉ねぎを飴色にしました。
おかげで旨みが増して美味しくできました。
カモメにある食器はおしゃれなものが多いです。
お腹を満たして少しゆっくりしたら、夕食の準備を始めます。
- 羽釜で炊いた白米
- トビウオの刺身
- アラの煮付け
この3品を作っていきたいと思います。
まずはトビウオの刺身から。
宿にある包丁も本種子包丁です。こちらは梅木製作所のものでした。
だいぶサビついていますがよく切れます。磨いたら一体どれだけ切れるんだ。
次は煮付けです。
天空のパラダイスで購入したコーコ鯛(多分アジアコショウダイ)を使います。
料理酒もありましたが、ここはあえて種子島焼酎を使ってみます。
砂糖もありましたが、遊び心で屋久島で買った黒糖を使ってみます。
そして最後は羽釜で炊いた白米です。
- 米1合に対して水は200ml
- 1時間浸水させる
- 中火で沸騰するまで加熱(目安は10分)
- 沸騰したら弱火で15分
- 火を止めて15分蒸らす
という流れらしいです。何か聞いたことのある手順だと思ったらメスティンでした。
3と4の時間はあくまでも目安なので、焦げないように様子を見ながら調整しました。
メスティンで米を炊くスキルが役に立った瞬間でした。
種子屋久の旅、最後のご飯が完成しました。
とても美味しかったです。
- 羽釜で炊いた白米は味もメスティンと似ている
- トビウオの刺身はモチモチしてとても美味しい
- コーコ鯛は身がしっかりして食べ応えあり(美味しい)
メインの羽釜よりもトビウオとコーコ鯛の美味しさにビックリしました。
特にトビウオは150円でこのクオリティということに感動しました。
島暮らしへの憧れは強くなる一方です。
コーコ鯛も鶏肉に近い食感で旨味も強く美味しかったです。
羽釜で炊いた白米も美味しいのですが、メスティンと似ていたので特別感動はしませんでした。
(もちろん炊飯器よりも美味しく炊けるので、メスティンを使ったことがない方はぜひ)
まとめ
種子屋久の旅、最終日に相応しい癒される1日となりました。
- 西之表の宿はカモメがおすすめ
- カモメに加湿器はないので冬場は乾燥に注意
- 魚を買うなら岩坪鮮魚精肉店が良い
- 本種子包丁はよく切れる
- トビウオの刺身はモチモチとして美味
- 羽釜=メスティン
島の食材を使って自炊をするのはやっぱり楽しいです。
自炊ができる宿はそれほど多くないですが、地方に行った際はぜひ体験してほしいです。