最近は自分で稼ぐことの重要性を訴えるインフルエンサーが多いですよね。
私も影響を受けて副業を始めてみましたが、結果はイマイチ。
何をどう間違えているのか、遠足に行ける程度の収益しかありません。
副業ノウハウの本も片っ端から読みましたが、マンネリ化しているので新たな一手が必要です。
そこで始めたのが、起業家×読書です。
小手先のテクニックよりも、稼ぐ人の共通点を学ぶことにしました。
どんな本を選んだか
より実感が湧くように、以下の条件で選びました。
- 日本国内の起業家
- IT革命世代(1995年以降)
- 知っているサービスの創業者
- 人柄が分かりそうな内容
【藤田晋】渋谷ではたらく社長の告白/【家入一真】こんな僕でも社長になれた/【三木谷浩史】未来力 「10年後の世界」を読み解く51の思考法/【田中修治】破天荒フェニックス オンデーズ再生物語/【堀江貴文】多動力/【西野亮廣】革命のファンファーレ/【MB】もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術/【田口一成】9割の社会問題はビジネスで解決できる/【竹之内教博】無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語/【出雲充】僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。/【南場智子】不格好経営/【ハヤカワ五味】私だけの選択をする22のルール あふれる情報におぼれる前に今すべきこと/【前田裕二】人生の勝算/【佐藤航陽】未来に先回りする思考法/【与沢翼】ブチ抜く力/【三崎優太】時を稼ぐ男 新時代の時間とお金の法則/【ゆうこす】共感SNS/【森川亮】シンプルに考える/【南章行】好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術/【佐渡島庸平】観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか/【佐々木大輔】「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェアNo.1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」/【熊谷正寿】一冊の手帳で夢は必ずかなう – なりたい自分になるシンプルな方法/【花蜜幸伸】僕は夢のような街をみんなで創ると決め、世界初の出前サイト「出前館」を起業した。【佐俣アンリ】僕は君の「熱」に投資しよう――ベンチャーキャピタリストが挑発する7日間の特別講義
起業家の共通点
本の中で紹介されているエピソードや文脈を見ながら、起業家の共有点を探りました。
個人的な想像を含んでいますので、予めご了承くださいm(__)m
目立ちたい
目立つことに対して、前向きな起業家が多い印象を受けました。
過半数の起業家が、バンド経験者と書いてあったからです。
身の回りでバンド経験者は1割未満ですので、割合としては多いと思います。
目立つこと以外にも、自己主張が好き、好奇心が旺盛という側面がありそうですね。
世間の注目を浴びる環境に立つ起業家ですから、必要性には納得です。
負けず嫌い
ほとんどの起業家は、自分のことを負けず嫌いと自覚していました。
ビジネス界は競争社会なので、他者を意識し続ける強靭なメンタルも必要なのでしょう。
また、自分が勝てるジャンルを精査してから挑む人が多かったです。
勝率の低い戦には時間を使わない潔さが感じられました。
自己資金で
自分の持っている資金内で、スモールスタートさせた起業家が多かったです。
一発一中ではなく、十発一中を意識しているようでした。
ローコストで運用できるIT革命期という環境を、最大限に利用していました。
おすすめ本の紹介
色々な起業家の本を読む中で感じたのは、性格はバラバラということです。
自分とタイプの違う起業家の思考や手法は、あまり参考になりません。
一方で、自分と似ている起業家の話は、学ぶことが多いです。
タイプ別におすすめの本を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
戦略が好きな人

戦略やマーケティングが好きな人は、「革命のファンファーレ」がおすすめです。
自信の絵本を題材に、IT社会で稼ぐノウハウを具体的に紹介しています。
私の中でギリギリッスのイメージしかなかったのですが、天性のマーケターに変わりました。
シンプルな言葉で分かりやすく、文章にユーモアもあるので、飽きずにサクサク読めますよ。
短期集中型の人

物事に短期集中で取り組むのが好きな人は、「ブチ抜く力」がおすすめです。
私は短期集中型なので、与沢さんの思考や手法に共感の嵐でした。
印象的だったのは、「センターピンを掴んで、3週間徹底的にやり切れ」です。
投資やダイエットに対する持論も載っているので、幅広く学べます。(ただ超ストイックです笑)
正義感が強い人

正義感が強い人は、「9割の社会問題はビジネスで解決できる」がおすすめです。
様々な社会問題解決に取り組んでいる、田口さんの思考は学ぶところが多いです。
持続可能やエコなどのキーワードに関心がある方は、グッとくるポイントが多いでしょう。
また、創業したボーダレスジャパンは珍しい仕組み(DAOに近い?)で動いています。
起業に興味がある方は、組織運営のヒントにもなるかもしれません。

もう一つ紹介したい本が、「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」です。
これまで「食べる人もいるらしい」程度の関心でしたが、本を読んで覆されました。
社会問題のすべてをミドリムシが解決する未来を、より現実的に感じるようになりました。
天才たちの話なので真似できるノウハウは正直ありませんが、とてもワクワクする本です。
稼げない理由
私に欠けているのは、負けず嫌いになれるジャンル選びだと思いました。
これまでは、ニッチなジャンルで攻めることを優先していました。
争いごとが嫌いな私は、ライバルがいない方が精神的に楽だったからです。
ただ、今回を機によく考えると、負けず嫌いの一面もあることに気付かされました。
音楽に関しては、負けたくないと思う瞬間がたまにあります。
今後は音楽にシフトして、負けず嫌いのエネルギーを上手く使いたいと思いました。
起業家の本からは想定外の着地点ですが、大きな収穫だと感じています。
もし、同じように収益化が目的の人は、負けたくないジャンルを探してみてくださいね。
テーマのある読書
今回は稼ぐことにフォーカスするため、起業家の本を読み進めました。
次回はアーティスト×読書、投資家×読書など違う職種にもチャレンジしたいと思っています。
テーマのある読書は学びも多くて楽しいです。ぜひ試してみてくださいね!