昨年から自己投資の一環として読書を始めました。
経済、地政学、農業などジャンル問わず読んでいます。
毎回新鮮なインプットができて楽しいです。
気付けば100冊以上読んでいたのですが、1番興味を持ったのは「FIRE」でした。
FIREとはFI(経済的独立)によるRE(早期退職)です。
不動産や株などの資産所得で生活費を賄う状態のことです。
アメリカの若者を中心に流行っているライフスタイルですが、
日本にもじわじわと広がっているようです。
そんなFIREについて、
- 賛成?反対?
- 目指したい?目指さない?
ひよっこですが、個人的な意見を述べてみたいと思います!
賛成か反対か
皆んなが憧れそうなFIREですが賛成派と反対派がいます。
両者の意見はこうです。
- 賛成派・・経済的自立を達成して仕事をせずにのんびりしたい
- 反対派・・仕事をせずにのんびりすることが幸福ではない
RE(リタイアアーリー)に対して賛否両論があるみたいですね。
私は中間派です。
- 中間派・・経済的自立を達成して興味のある仕事をしたい
FIは達成したいけどREはしないという考えです。
REはしない理由
私は昨年からプチリタイア生活をしています(ただのニートです)。
興味のあることだけをやって毎日を楽しく過ごしていますが、たまにネタ切れします。
その場合はひたすらYouTubeでサーフィンをします。
1日ぐらいであれば息抜きになりますが、2日続くと辛いです。
3日以上は確実に持ちません。
結局人は興味のあることに没頭している時が1番幸せだと思います。
そのため、FIをしてもREはしたくないなと感じています。
FIを達成したい理由
一方でFIについては興味があります。
- 興味のあるビジネスに挑戦してみる
- 趣味に没頭する時間が増える
- 好きな時に好きな場所に行ける
このように、FIを達成できたら挑戦する機会が増えると思います。
好奇心強めな私は色々と挑戦したくなるのでとても憧れます。
プチリタイヤ中はまさにそんな感じで、
- ネットビジネスに挑戦してみる
- DTMや読書に没頭する
- 離島に2週間の長期滞在をしてみる
という好奇心のままに動く幸せな日々を送っています(ずっと続けばいいのに)。
副業禁止や土日休暇など、制約の多い会社員時代にできなかったことに挑戦できています。
現実的に可能か
ここまでFIは賛成、REは反対と解説してきました。
そもそも現実的な話なのでしょうか?
FIに向けた資産形成は株式投資することを前提としています。
グラント・サバティエ氏のFIRE本に載っている公式で試算してみました。
例)
支出は240万円/年(月20万円)
収入は360万円/年(月30万円)
貯蓄は120万円/年(月10万円)
期待利回りは0.05%
↓
達成金額=6,000万円
達成まで=約30年(60歳)
貯金を全て投資に回した場合、定年退職と同時にFIとなりました。なんじゃそりゃ。
逆に10年後にFIを目指そうとしたら、
達成目標=10年後
↓
貯蓄は約570万円/年(月48万円)必要
支出と収入を徹底的に追求する必要がありそうです。
というか収入を超えている時点で副業(それも稼げる)が必須になりますね。
この結果を踏まえて、FIは目指すものではないのかなと感じました。
FIを目指さない理由
FIしたいけど目指さない、という矛盾について補足します。
FIは目指すのではなく「気付けばそこにあるもの」だと、
ミスチル風に言ってみました。照
10年間、約50万円/月の貯蓄を続けるのはかなりハードです。
お金のための労働が太く短くなるだけのような気がしています。
- やりたいことを仕事にする
- 成長サイクルに入って収入アップ
- 支出を適正化する
- ひたすら投資に回す
- 気づいたらFI
こんな流れができたらいいですね。笑
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ネガティブな落とし所にはなりましたが、FIの憧れは強いままです。
- FIは達成したいけどREはしたくない
- FIは目指すものではなくて自然と到達するもの
やりたい仕事を見つけられるかが重要なポイントだと思っています。
(ニートがイキってすみません)
実感の湧かないライフスタイルですが、こんな生き方もあるのか〜!と刺激になりました。
現実を見た今は落ち着いていますが、読んでいるときはアドレナリンがドバドバ出ました。笑
新しい世界観を教えてくれる本というツールはやっぱり偉大です。
これからも読書ブームは続きそうです。
そして、200冊の時は何に興味を持っているか楽しみです!
FIREに興味が湧いた方にはこちらの書籍がおすすめです。
必要な考え方が網羅されていて分かりやすかったです!

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