読書がマイブームの橋口さいくる(@nuchikusuri)です。
今日は「DIE WITH ZERO」を読んで感じたことを紹介したいと思います。
- 「人生をより豊かに生きるための方法」をテーマにした本
- 結論は「今しかできないことにお金を使う」こと
- 老後のために今を犠牲にして良いのかと悩んでいる20代におすすめ

アリはいつ遊ぶのか
冒頭に寓話「アリとキリギリス」の説明があります。
冬に向けて食糧備蓄に励むアリと、夏である今を楽しむキリギリス。
このストーリーに対して、筆者はある疑問を投げかけます。
「アリはいつ遊ぶのか?」
この寓話の教訓は「将来に備えることも大切」だと推測できます。
なのにどこか「遊んではいけない」という伝えられ方もしていませんか?
特に現代社会において、その風潮が表れていると思います。
働くか遊ぶかの両極端ではなく「適度に働いて、適度に遊ぶ」ことが大切です。
読んで感じたこと
人生をより豊かにする生き方があると筆者は言います。
- 何を経験すれば幸せかを考えてみる
- その経験にお金を使う
そして「貯金ゼロ」で生涯を終えることで、豊かな生き方ができるようです。
幸せを先送りにしない、との表現もされていました。
また、経済力&体力&時間の観点から、お金の価値を最大化できるのは26〜35歳のようです。
31歳の私はかろうじて圏内でした。
- 自然の絶景を見る
- 美味しい魚を食べる
私の「幸せ」であるこの2点に、これからも積極的に投資したいと思います。
実践したこと
参考までに、この本を読んで私が実践したことも3つ紹介したいと思います。
寿命をシミュレーションする
生きている間に全てのお金を使い切るためには、まず寿命を知る必要があります。
もちろん予測できるものではありませんが、シミュレーションツールがあるので試してみました。
結果、私の寿命は80歳(余命50年)でした。
終盤は体力も衰えているので、夢を叶えるために与えられた時間は30年ほどになりそうです。
意外と短いような気がします。のんびりしてられないですね。
ちなみに寿命カウントダウンアプリもあるようですが、手を出す度胸はありませんでした。笑
まずはシミュレーションをするだけでもいかがでしょうか。
タイムバケットを作る
タイムバケットとは、残りの人生でやりたいことを書き出したリストです。
ただ箇条書きにするのではなく、時間軸も具体的にするところがポイントです。
時間軸を加えることで「何をいつやりたいのか」が明確になりました。
「やりたいことリスト」と違って「いつ(タイミング)」が具体的になるのは良いですね。
直近で何をやる必要があるのかが、イメージしやすくなりました。
ウォーキングを始める
色んな本に書いてあるのですが、この本にも「健康が第一」というワードが出てきました。
- 健康でいる期間が長いほど多くの経験が積める(=より幸せになれる)
- 動けない体になってしまってはお金を稼いだ意味がなくなる
運動不足の私はぐうの音も出なかったので、これを機にウォーキングを始めました。
バケットリストにも書いたのですが、バックパックで日本の離島巡りをすることが夢です。
バックパック旅行の体力づくりだ!と考えながら黙々と歩いています。
これまで何回も頓挫したウォーキングですが、目標があるおかげで今回は続いています。
目標があると楽しみながら実践ができるので良いですね。おすすめです!
上記以外にも「寄付は今すぐする」「生きているうちに相続する」が載っていました。
これまでにない視点だったので、とても参考になりました。
まとめ
私は20代の時に沖縄旅行で結構なお金を使っていました。
その代わり「思い出」を得ることができました。
当時の景色やエピソードを思い返せば、数年経った今でも幸せな気持ちになれます。
この本では「人生で1番大切な仕事は思い出づくり」と訴えています。
私も上記のように「記憶の配当」を受け取れているので、この考えには納得です。
体力のあるうちに経験に投資して良かったと、身をもって感じています。
- 思い出づくりを後回しにしてしまっている
- 20代の生き方を見つめ直してみたい

そんな方におすすめです!
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