【種子屋久の旅】船が揺れそうなので海が落ち着くまで指宿で待機しました

南薩(指宿・枕崎)に行ってきました。

もともと種子島・屋久島を目指していたのですが、当日は風が強く海が荒れていました。

鹿児島市から出港する高速船は条件付き運航です。

条件付き運航は、めっちゃ揺れるor鹿児島市に引き返すという選択肢しかありません。

それなら海が落ち着くまで内地で待機しましょう、ということで南薩に来てみました。

  • 池田湖にイッシーは不在だった
  • 開門岳の迫力は想像以上にあった
  • 枕崎のぶえんカツオは中の中だった
  • 指宿の砂蒸し風呂は温まらない

今回のプランでは、南薩の魅力を発見することはできなかったというのが本音です。

思い付きだったので仕方ないかな。笑

延期という選択肢

早朝、鹿児島港に到着すると、目に飛び込んできたのは条件付き運航という文字。

天気予報的に嫌な予感はしていたのですが、的中してしまいました。

行きたいけど、行きたくない。ここ最近、船酔いしがちな私の脳内で葛藤が生まれます。

  • 引き返すことになったら半日無駄にする
  • 到着できても気分が悪くて動けないかもしれない
  • 別に1日〜2日ズレても支障はない(ニートだから)

酔い止めを握りしめながら出した結論は、今日は行かない。

種子島→屋久島という予定を、指宿→屋久島→種子島に変更しました。

海が落ち着くまで船は避ける作戦です。乗り物の揺れには弱いのです。

南薩旅の起点は「民宿 指宿」

船と宿の予約を2日後に変更し、以前から気になっていた南薩に向かうことにしました。

次に「さて、どこに泊まろうか?」です。

  • 2日後に屋久島行きを予定している
  • 高速船の乗り場がある指宿に泊まりたい
  • 個室のある安い宿が良い
  • せっかくなら砂蒸し温泉の近くが良い
  • ネットでの評価が高い

この条件にヒットしたのが、「民宿 指宿」でした。

直前割というプランで予約できたので、素泊まり4,400円/泊でした。

各サイトのレビューも高評価ばかりで、

  • オーナーが優しくて癒された
  • また指宿に来たときはここに泊まりたいと思いました
  • 居心地良すぎて1泊追加しました

という書き込みが。ここまで高評価の宿もなかなか見かけませんね。

鹿児島中央駅から電車で1時間20分、指宿駅に到着です。

指宿駅は交通系ICカードが使えないのでご注意ください!(2021年11月時点)

指宿駅から宿までは徒歩20分くらいです。

日頃の運動不足を解消するためにも歩くことにしました。そして、到着。

素泊まりなのにウェルカムフルーツとコーヒーをいただきました。

もうすでにオーナーさんの優しさが溢れています。昼飯を逃していたので有難い。

部屋は普通の和室です。壁は薄いので、隣の部屋や廊下の音は聞こえます。

<補足>

  • お風呂は温泉(共用)
  • 2階のトイレはウォシュレット付き(共用)
  • 近くに飲食店はない
  • スーパーニシムタの惣菜は微妙(宿から徒歩15分)

池田湖と開門岳

翌日の朝、レンタカーを借りて指宿周辺と枕崎をドライブしました。

まずは九州最大の湖である池田湖です。

支笏湖や芦ノ湖が好きな私は同じカルデラ湖の池田湖もきっとハマるはず!

そう思っていましたが、キュンとしませんでした。この違いはなんだ。

モヤモヤしながら湖を眺めていると、ウェイクボード集団が現れました。

ボードに立った状態で船に引っ張ってもらうあれです。おい、11月やぞ。

でも楽しそう。

もしかしたら夏場に来てアクティビティをすれば、魅力に気づくかもしれないな!

そんなことを考えながら、次の目的地である枕崎に向かいます。(多分もう、来ない)

ちなみに画像奥にそびえ立つのは開門岳です。

近くで見ると迫力がすごい。今回の南薩旅で一番印象的でした。

枕崎でカツオを食べる

池田湖から車で40分、港町の枕崎に到着です。

枕崎といえば、鰹節。

鰹節といえばカツオ。

はい、カツオの刺身定食です。

枕崎にあるお魚センターでぶえんカツオの刺身定食をいただきました。

ぶえんカツオというのは、釣る→〆る→急速冷凍の処理をしたカツオのことです。

臭みがなく、モチモチとした食感になるんだとか。

  • マグロやカツオ特有の香りは感じた
  • モチモチとした食感ではある
  • 若干シャリシャリも言ってた
  • 一切れが分厚い(もう少し薄い方が食べやすいと思う)

期待値が高かっただけに、食べた感想は可もなく不可もなくでした。

壱岐島のスーパーで買って食べた本カツオの刺身の方が美味しかった。

また、鹿児島県特有の甘口醤油が置いていました。

私 「甘口と辛口、どちらが合いますか?鹿児島の人はどっちを使いますか?」

店員「人それぞれやから自分に合う方で食べて。もう一つ醤油皿持ってくるから。」

というわけで、定食のプレートに醤油皿が二つ置いてあるわけです。

聞きたいのはそういうことじゃないのになああああああ。

砂蒸し温泉後の温泉が良い

枕崎でランチをした後、指宿に戻って来ました。

最後は指宿名物の砂蒸し温泉です。

スマホを持ち込めないので写真はありませんが、

  1. 裸の状態で専用の浴衣を着る
  2. スタッフさんに砂をかけてもらう
  3. 自分の好きなタイミングで終わる(目安は10分)
  4. 施設内の温泉(水の方)にも入れる

という流れでした。

砂蒸し温泉は体の内側からぶわぁーと温まって汗が止まらないイメージでした。

でもそんなことはなく、じんわり温かいかなー?ぐらいの熱さでした。

最後に入れる施設内の温泉の方が適温で気持ちよかったです。

まとめ

急遽決まった南薩の旅でしたが、以前から気になっていたことは体験できました。

指宿の砂蒸し温泉も、枕崎のカツオも期待値が高かっただけに少し残念な結果となりました。

またいく機会があれば、もう少しリサーチしてみようと思います。

南薩の旅を終えた次は世界自然遺産のある屋久島です。

指宿で2日粘ったものの相変わらず海は荒れていて、船も条件付き運航のようです。

果たしてどうなることやら。さらに延期か?

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野菜を育てたり、魚を釣ったり、綺麗な海を見たりするのが好きです。ぬちぐすいは「美味しいものを食べたり、綺麗な景色を見て心身ともに満たされる」という沖縄の方言です。要するに「幸せ」の種ってことです。よろしくお願いします!