最近、スパイスカレー作りにハマっています。
意外と簡単にできるので楽しくて楽しくて。
食べる前の写真も撮り溜めています。(スプーンの定位置決まってなさすぎる笑)




そして、その度に思うのが、
自分で作ったスプーンで食べたらもっと美味しいだろうなぁ
です。
ということで、スパイスカレー用にスプーンを手作りしてみました。
この木なんの木
木材はヒノキ(桧)をチョイスしました。
高級なお風呂に使われているイメージですが、端材はお手頃な値段でした。
でも、香りはちゃんとヒノキです。
ちなみにスプーン作り用の木材はもっと薄い端材が良いです。削る作業が大変でした。

必要な道具
木材の加工に使った道具はこちら。
- モーラナイフ
- のこぎり
- 彫刻刀
- 紙やすり
- ペン
- スプーン(お手本)
モーラナイフは値段もお手頃で切れ味も良いので一家に一本あると良いと思います。
釣りキャンプの時は、魚を捌いたり、フェザースティックを作ったり、頼りになりますよ。


スプーン作りにチャレンジ
まずはお手本とするスプーンで下書きをします。

モーラナイフで荒削りをします。



引き続きモーラナイフで形状を整えたら、スプーンのくぼみ(つぼ)を作ります。
モーラナイフで削る人もいるようですが、私は彫刻刀を使いました。

だんだんそれっぽくなってきました。つぼの部分が浅いのでもう一踏ん張りです。



ちなみに彫刻刀は100円均一でも買えますが、途中でこちらに変えました。おすすめです。
サクサク削れて効率が良いのと、無理に力を入れなくて済むので安全に作業できました。

整形できたら紙やすりで表面を整えます。


紙やすりの番手は120、800、2000を使いました。
家にあったものを使ったので正しいかは不明です。
口当たりを良くしたいならもう少し細かい番手が良い?かもしれません。
最後に油を染み込ませたら完成です。シーズニングにも使った、えごま油の再登場です。
木目が浮かび上がって綺麗ですね。一気にそれっぽくなります。


使ってみました
出来上がった翌日のランチはもちろんスパイスカレーです。


渓流釣りのランチでも使いました。
使ってみた感想です。
- 普通に使える、食器として成り立っていて感動した
- 既製品よりもゴツゴツ感がしてワイルドな気持ちになる
- 一口食べるたびにヒノキの香りがする(少し迷惑)
- キャンプに持って行って友達に自慢したい
- サバイバル能力が少し上がった
- 次はククサを作りたい
これまでの人生の中にスプーンを作るという概念はありませんでした。
でも意外と簡単に、しかもいい感じにできたので満足です。続けようと思います。
皆さんもこれからのキャンプシーズン、来年の夏休みの自由研究などに向けてスプーン作りはいかがでしょうか。(香りの強い木は避けたほうが良いかも・・・)
食器乾燥機を使うと持ち手の部分が割れました。ご注意ください。

コメントを残す